ご機嫌よう❤️仮想通貨アカデミアのよっし〜です♪
ブロックチェーン技術に関心がある人や仮想通貨に投資をしている人ならどこかで必ずスマートコントラクト(Smart Contracts)という言葉を耳にしたことがあるんじゃないかしら🤔
スマートコントラクト(通称スマコン)はブロックチェーン関連の言葉であるということはわかるんだけど、正確な定義や機能というのは、難しくて理解ができない方もいらっしゃると思うの。
なので、今回はスマートコントラクトはいったいどのような役割を果たす技術で、ブロックチェーンや分散型台帳などといった言葉とどのような違いがあるのかについて、誰でもわかるように解説していくわね😘
もし今回の話で、気になった事や質問したい事、または投資について聞きたい事がある方は気軽にLINEを登録して聞いてちょうだいね♪
スマートコントラクトの起源
スマートコントラクトはイーサリアムの登場を期に注目度が飛躍したため、一見新しい言葉のように感じると思うんだけど、この言葉はアメリカの暗号学者Nick Szabo氏が1994年に生み出したものなのよ👍
Szabo氏は「Bit Gold」と呼ばれるビットコインのアイデアの基となったデジタル通貨を提案した人物になるわね!
Szabo氏が定義したスマートコントラクトは、契約(コントラクト)をデジタル上で自動的に生成、承認、そして(強制的に)実行するコンピュータープログラムのことを指しているの。
スマートコントラクトを利用するメリットとは?
次は、スマートコントラクトのメリットについて説明していくわね👍
例えさせてもらうんだけど、AさんがBさんに送金を行うとするじゃない?
従来であれば、AさんとBさんの間には銀行が仲介役として存在して、「Aからお金と仲介手数料を受け取り、Bに送る」という作業を行うの。
このプロセスを、以下のようなスマートコントラクトで自動的に行ったらどうなるかしらね!
①AからBへ10コイン送金するリクエストを受け取ったら以下を実行する
②Aが10コイン以上持っているか確認する
③確認が取れたら、Aのアカウントから10コイン引く
④Aのアカウントの処理ができたら、Bのアカウントに10コイン足す
こうすることで、仲介役を省くことができて、従来よりも安い手数料で、速く送金を済ませることができるのよ✨
つまり、スマートコントラクトには第三者不要で契約を自動実行できるメリットがあるの😘
このような性質から、スマートコントラクトは国際間送金や、投票システム、資産所有権の管理、サプライチェーン、ヘルスケアなど様々な分野での活用が期待されてるわよ!
「ブロックチェーン」や「分散型台帳」との違いは?
ここでスマートコントラクトとブロックチェーン、分散型台帳の違いを確認していくわね👍
分散型台帳(DLT)
まず、分散型台帳とは、ひとつの台帳(取引を記録する書類)を銀行や政府が集権的に管理するのではなくて、台帳のコピーを全員に配って管理を行うというシステムなの。
ネットワークの参加者全員が台帳のコピーを保有するため、誰か一人が改ざんを行ってもすぐに不正を特定できるというメリットがあるわね。
ブロックチェーン
分散型台帳の一種であるんだけど、ブロックチェーンになるわね。
上記の分散型台帳の特性に加えて、ブロックチェーンでは、データ(取引の記録)がブロックと呼ばれるグループにまとめられて、暗号化されるのよ!
この暗号化されたブロックを解読するには、前に作られたブロックのデータが必要になるわよ。
でも、このブロックのデータを入手するには更にその前のブロックのデータが必要になってくるの。
このように、ブロックチェーンでは、暗号化されたブロックのチェーンを作ることでデータの改ざんを不可能にできるメリットがあるのよね♪
こちらがブロックチェーンの記事になるので、理解を深めたい方は確認しておいてちょうだいね❤️
スマートコントラクト
最後に、スマートコントラクトは、契約を自動的に生成・承認・実行できるプログラムよ。
このプログラムは無人で自動的に実行されるため、第三者の介入が不要になってるの!
でも、スマートコントラクトの実行・記録をする計算能力(電気)は誰かが提供しなくてはいけないの。
ここで、ブロックチェーンを利用することで、不特定多数のノードがこういった仕事を代行できるわけなのよ。
スマートコントラクトの定義は曖昧!?
ここまでは、スマートコントラクトは契約を自動的に生成・承認・実行できるプログラムであるとしてきたんだけど、スマートコントラクトの定義や用語の使い方には少し曖昧な部分もあるの。
スマートコントラクトにはただの送金プログラムのような簡単なものもあれば、複数のスマコンが集結してトークンに拡張機能をつけるような複雑なプログラムもあるわよ。
このような単一のものも、正確には複数のスマコンが集結したものも、総じてスマートコントラクトと呼ばれる傾向があるのよね🤔
スマートコントラクトが抱える問題
ブロックチェーンにも様々な問題があるのと同様、スマートコントラクトにもたくさんの課題が存在するのよ。
例えば、従来の契約は法を基に執行されるものであるのに対して、スマートコントラクトはコードを基に執行されるんだけど、各国の政府はスマートコントラクトにも法的な規制をするべきなんじゃないかしらね?🤔
契約が自動的に実行されるのは良いんだけど、返金や返品などを行いたい場合はどうなってしまうのかしら?
また、スマートコントラクトの実行履歴というのは全ノード間で共有されると解説したんだけど、履歴を特定の個人や団体に見られたくない場合(金融機関など)はどうすれば良いのかしら?
このように、スマートコントラクトには改善・議論の余地が未だ大きく存在しているのよ。
まとめ
スマートコントラクトは、分散型ネットワーク上で「こうなったら、こうする」という自動実行プログラムのことを指すのよ。
スマートコントラクトには第三者不要で取引を自動的に行えるというメリットがあって、ブロックチェーンと組み合わせることによってコントラクトの正当性を確保できるというものなの!
でも、スマートコントラクトの定義は割と曖昧で、ひとつのプログラムに限らず、複数のコントラクトを集めたものプログラムもスマートコントラクトと呼ぶこともあるということでったわよね。
メリットもあればデメリットもあることはしっかり覚えておいてちょうだい😘
もし今回の話で、気になった事や質問したい事、または投資について聞きたい事がある方は気軽にLINEを登録して聞いてちょうだいね♪